ENCOUNTER GAMES

Game Blog for
PS4 / Steam /
Switch / Phone

  • サバイバルゲーム
  • サバゲー初心者向け

初心者向けサバゲー講座 第3回:エアガンのソースと特性について

サバゲー講座第3回目は、エアガンのソースについて詳しく触れていきます。ここで言うソース(Source)とはエアガンがBB弾を発射するために必要なエネルギーを指します。これがないとBB弾は飛んでいきません。

サバイバルゲームで使用されるエアガンにも種類があり、それぞれ必要なソースが異なります。

本記事の目次はこちら

SPONSOR LINK

サバゲーで使用されるエアガンのソースは大きく分けて2種類

BB弾を発射するために必要なソースはこの2つです。どのエアガンも必ずどちらかを使用しています。

  • 空気
  • ガス

空気で発射するエアガンの場合は、ピストンを使って圧縮した空気をBB弾に吹き付けてBB弾を前に飛ばします。この吹き付ける空気の量や、速度によって飛距離が変わります。(実際はBB弾の回転だったり、バレル内の加速具合の方が飛距離に影響しますが、今回は原理的な意味合いが強いので割愛)

ガスで発射するエアガンは、液化ガスを少しずつ気化させてその圧力をBB弾に吹き付けて前に飛ばします。また構造が実物に似ているため、撃った反動(ブローバック)が強く、本物さながらのリアルな体験を味わうことができます。

「BB弾を飛ばすためのソース」として区分するとこの2つだけですが、空気の圧縮方法やガスの種類によって、空気式、ガス式それぞれ更に細分化されます。

空気式は電動ガンとエアコッキングガンの2種類

空気式のエアガンは更に2種類に分かれます。「電動ガン」「エアーコッキングガン」の2つです。
空気を圧縮し、BB弾に吹き付ける原理は同じですが、圧縮する方法が違います。

電動ガンは電気の力でピストンを引き、圧縮した空気を作る

電動ガンでBB弾を発射するためには必ず電池が必要になります。電池とモーターを繋ぎモーターからギアを介してピストンを引く。引ききったピストンをバネの力で前に押し出し、圧縮した空気を作ります。モーターと電池の間にトリガー(スイッチ)がある。イメージで大体想像がつくでしょうか。

下で紹介するエアーコッキングガンやガスガンに比べ仕組みが複雑で、故障しやすいですが、カスタムの幅が広く気温に左右されないため、最も普及しているエアガンです。

↑こちらはVFC製の電動エアガン。写真中央の四角い箱みたいなものが電池です。電池にも種類があり、こちらはリポバッテリーというもの。

エアーコッキングガンは人力でピストンを引き圧縮した空気を作る

上で紹介した電動ガンの電池とモーターとギアの部分が人力になったイメージです笑。硬いバネを人力(主に腕力)を使って引き、バネが縮んだ状態で固定。トリガーを使ってバネを開放し、バネが前進することで圧縮した空気を作り出します。

薄々気づいていると思いますが、腕が疲れます。また、1発づつバネを引く必要があるため、連射することができません。サバゲーにおいてはデメリットの多い部類ですが、電動ガンと違い仕組みがとてもシンプルなので、安価でかつ精度が高いと一部で熱狂的なファンがいます。主にスナイパーライフル系のエアガンにこの作動方式が使われています。

SPONSOR LINK

ガス式はガスの種類で細分化

仕組みは先に紹介したように液化したガスを少しずつ気化させてその圧力をBB弾にぶつけて弾を飛ばします。ガス式であればどのガスガンも構造はほとんど同じです。が、使用するガスで細分化され、「フロンガスを使用するガスガン」「Co2を使用するガスガン」に別れます。

「フロンガスを使用するガスガン」の特徴

実はフロンガスの中でも種類が分かれます。エアガンに対応するものとしては2つ。

  • HFC134a
  • HFC154a

サバゲーショップに売っているガスガン用のガスはこれらのどちらかになります。これらにほとんど差はありません。HFC134aの方が若干冷えに強いようです。売られているガスをよく見るとどちらを使用しているか書いてあると思うので、気になる方は確認してみるといいかと思います。

フロンガスは安価で扱いやすいのですが冷えに非常に弱いのが特徴。ガスを貯めるタンク、もしくはマガジンが冷えると気化が上手く出来ず正常に発射することが難しくなります。冬場はほとんど使用に耐えません。

しかし、出力が安定しているため現在国内で流通しているガスガンの9割がこのフロンガス用のガスガンとなっています。

↑左のボンベのような缶がガスガン用のフロンガスです。東京マルイ製で日本の企業が販売しているものなので安心です。若干高いですが、、

「Co2ガスを使用するガスガン」の特徴

こちらは最近国内で増えている新しいガスガンソースです。海外は規制がゆるいこともあり、こちらが主流となっています。なぜ規制がゆるいと主流になるのか、それは、フロンガスに比べ圧力が段違いだからです。

冷えにも強く冬でも問題なく使えますが、温かい時期に使用すると出力が大幅に上がってしまいます。故に管理が難しく、知らずに法定初速をオーバーしていた。なんて話も聞きます。

一部のサバゲーフィールドでは使用禁止していたりするので予めチェックしてから持っていくようにしましょう。

まとめ

エアガンのソースは大きく分けると

  • 空気
  • ガス

のどちらかに属する。

さらに構造や種類によってさらにそれぞれ二分される。

  • 空気
    • 電動ガン
    • エアーコッキングガン
  • ガス
    • フロンガス
    • Co2ガス

それぞれ一長一短。

種類の最も多いのは、

  • 電動ガン

本物さながらの体験がしたいなら

  • ガスガン(フロンガス、Co2ガス)

最近国内でも増えてきた新しいソース。出力が高く冬でも安定だが、初速の上がりすぎに注意

  • ガスガン(Co2)

といった感じに分類分けすることができます。

番外編

固定ガスガン(フィックスドガスガン)

ここまで書いてきてすっかり忘れていました。固定ガスガンの存在を、、種類は少ないですが反動(ブローバック)のないガスガンを固定ガスガンまたはフィックスドガスガンとよびます。こちらは反動が無いため撃ち味は電動ガンに近いですが、ガスの燃費や静音性が高く、隠密行動や、冬場に人気の種類です。

次世代電動ガン(電動ブローバック)

電動ガンでも本物に似た反動を味わえるものがあります。一番有名なのは東京マルイ製の次世代電動ガンシリーズ。サバゲーフィールドにいけば必ず1丁はあります。射撃制度も高く非常に人気なシリーズです。初心者の方ですこし予算に余裕があれば検討してみるといいと思います。

SPONSOR LINK

THIS PAGE's TAGS

RERATION ARTICLES

CATEGORY

SEARCH

SPONSOR LINK

RERATION

POPULAR

AUTHOR PLOFILE

motuni

平成2年生まれの男。元Webディレクター兼デザイナー、現在は文具メーカー広報のサラリーマン。ゲーム好きのサバゲー好き。ゲーム歴はスーファミから。サバゲー歴は約6年。月1で定例会に参加中。このブログでは趣味のゲームをベースに大手情報サイトに無いような情報発信を心がけて記事を更新していきます。

> Twitterアカウント:@EncounterMotuni
> PSNアカウント:motuni216
> Steamアカウント:motuni216

SPONSOR LINK