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ザ サージ2 レビュー・評価:ダクソ風SFアクション最新作!その腕かっこいいじゃん!俺にくれヨ!

どうもmotuniです。

「奪った四肢が武器になる」かっこいいコピーですね~。厳密には頭と胴体もいただけるので、四肢+頭+胴体ですが。

ダクソ風。いわゆる死にゲーのSF版として好評だったザサージの続編としてPS4版「ザ サージ2(The Surge2)」が2019年12月19日に発売になりました。早速プレイしてみたのでレビューしていと思います。ちなみに筆者は無印ザサージも攻略済みです。

「ザ サージ」シリーズってどんなゲーム?主な特徴を3つ紹介

「ザ サージ」シリーズ

タイトルにも書きましたが、「ダクソ風SFアクションゲーム」です。高難易度かつ、ゲームオーバーにより一定数の経験値がロストするダクソをはじめとした死にゲーシステムを採用しています。攻撃や回避などで減り、時間で回復するスタミナの概念や、チェックポイント制なところなど、ぱっと見は違えどプレイ感はかなりダクソやそっち系のゲームに近い印象。死にゲーが好きな人はぴったりです。

「ザ サージ」シリーズの特徴1:部位切断によってアーマーや武器を手に入れられる

部位切断

あ、ちゃんと「ザサージ」シリーズならではの特徴もあります。最たるものとしては「敵の部位を切断して自身の装備にできる」という点。これは他のゲームではあまり見られないシステム。

人型の敵は基本的に頭+胴+四肢の6部位を切断することができ、切断した部位にアーマーを付けている場合はその設計図と素材を手に入れることができます。なので、新しいアーマーを付けている敵は積極的に切断していきたいところ。タイトルにもありますが、敵をかたっぱしから輪切りにして奪っていきます(笑)

輪切りにして奪っていきます(笑)

しかし、いつでも輪切りにできるわけではなく、ピンポイントで切断するためにはその部位の耐久値を減らすのと同時に自身の「バッテリー」を確保しておかなければなりません。後で説明しますが「ザサージ」シリーズにはHP・スタミナの他に「バッテリー」という概念が存在します。これを貯めておかないと切断を行えず、行わないまま耐久値をゼロにするとそのまま敵は死んでしまいます。この辺の駆け引きも面白さの一つですね。

「ザ サージ」シリーズの特徴2:武器毎に異なる切断モーションがかっこいい

切断モーション

腕、足、胴、頭の4部位×武器種分のフィニッシュモーション(切断時に流れるスローモーションアニメ)が非常にかっこいい。何度見ても飽きませんね。前作もかっこよかったですが、今作ザサージ2は武器種が増えた分さらに豊富にかっこいいフィニッシュモーションを見ることができます。

フィニッシュモーション

世界観はSFですが割と近未来な設定なのでスタイリッシュというよりかはガテン系な感じ(笑)機械をまとっている自身の重さを使って叩き切るような泥臭さもリアルで見ごたえがあります。あ、ちなみにR指定なので苦手な方はお気をつけください!

「ザ サージ」シリーズの特徴3:「スタミナ管理」しながら「バッテリー管理」も必要

「バッテリー管理」

「バッテリー」とは、上で言う輪切りを行うためや、インジェクションという回復(ダクソで言うエスト瓶みたいなの)を使うために必要なゲージです。このゲージは相手に攻撃を当て続けることで溜めることができるのですが、一定時間で0に戻る仕様となっており、バッテリーを消費する行動を行うタイミングはかなりシビアに管理していく必要があります

死にゲーをプレイしたことがある方ならお分かりだと思いますがただでさえ大変な「スタミナ管理」にさらに管理しなければならない要素が追加されています。ダクソなどに比べるとRPG要素が強めでレベリングによる強行突破がしやすい&ボスが他の死にゲーに比べると比較的易しい反面、こういった管理項目を増加によってプレイ難度が上がってきている印象です。

特に回復が「バッテリー」によって縛られるのが慣れるまで大変かと。ダクソだと篝火での休憩でエスト瓶を補充できましたが、「ザ サージ」シリーズでは、敵に攻撃をあてて「バッテリー」を貯めてからでないと回復行為を行えない仕様になっています。(もしかしたら後々便利な回復装備がてにはいるかもしれませんが、、)しかも1回の回復のために結構な回数攻撃しなければならない・・・雑魚相手ならまだしも大型ボスを相手にするとなると攻撃を当てることができなければゲームオーバー必至というなかなかの鬼畜仕様となっています。この辺の壁を乗り越えてこそのおもしろさなので頑張ってみてください!

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ザ サージ2(The Surge2)からの新要素

もちろん「ザ サージ」にはなかった新要素もあります。

「ザ サージ2」の新要素1:今作の主人公はキャラクリ可能

「ザ サージ2」

前作では「ウォーレン」という男性が主人公でした。「ザ サージ」の看板ともいえる外骨格をCREO社につけられてしまい、ごみ処理場へポイされるという何とも悲しい主人公でしたが、今回は全くの別人。ある飛行機事故の唯一?の生き残りとしてプレイしていくことになります。あ、ストーリー自体は前作の続きです。期間もほとんど空いてないと思います。前作のネタバレになるのであまり言えませんが、最後のムービーが流れたその後すぐの話から始まります。

重要ではないかも

顔や髪など、あらかじめ用意されているパーツを組み合わせていくタイプのキャラクリです。性別も変えられます。スライダー調整型に比べると作れる範囲は狭いですが、割にはいろいろな顔が作れそうかと思います。まぁ、結局頭防具つけるとほとんど見えないし、外骨格ガチガチにすれば男性か女性かも解らないので正直そこまで重要ではないかもしれません・・・(苦笑)

「ザ サージ2」の新要素2:武器の種類、数、防具のバリエーションが増加

プレイ時間3時間の時点でこの量!

まだ、5時間ほどしかプレイできていないので、どれくらい増えたか正確には分からないのですが、頻繁に新しい武器、防具に出会えます。道中歩いていると「お!Youのその腕かっこいいNE!」的な出会いが前作よりずいぶん増えたかと。

重い一撃と連撃、両方をつかったコンボ

↑たとえばこの武器、中央で分割でき重い一撃と連撃、両方をつかったコンボを出すことができます。これはたしか前作に無かったはず。火炎放射器などもあります。公式発表でも武器、防具の数は前作よりもかなり増えているとのことだったので期待して間違いないかと。

「ザ サージ2」の新要素3:装備枠にドローンが追加。遠距離攻撃が手軽に

ドローン

背中にドローンを背負うことができます。ドローンの種類も様々で、遠距離を弾丸で射抜ける射撃ドローン火炎放射ドローン、中には即時に安全地帯へ移動させてくれるドローンなんてのもあります。一度に装備できる数は一つですが、ホイール型のUIですぐに変更することができるので、いろいろなドローンを使った複雑な戦略も可能。

個人的には初期ドローンの射撃型のものが一番安定しているかなぁと。近距離攻撃が届かない場所に設置されているタレットを素早く破壊するのには非常に便利です。△ボタンひとつで呼べて、ほっておけば自動的に背中に戻ってくれるため、手軽に、またコンボ中などにも呼び出して使うことができるので、スタイリッシュな戦い方もできます。

「ザ サージ2」の新要素4:サブクエストが追加!寄り道もできる

サブクエストが追加!寄り道

前作はストーリーを追う形で基本一本道でしたが、今回はNPCなどとの会話からサブクエストを受けることができます。現在どのクエストをうけているのかなどを見るログ画面もあるので、この辺は前作と変わってRPG色が強くなった部分だと思いました。「〇〇の部品をとってきてほしい」や「△△を始末してほしい」的ないわゆるお使いクエストですが、クリアすることでレアなインプラントなどをもらえるたりするみたいです。

「ザ サージ2」の新要素5:アクション要素に「パリィ」機能が追加!

「パリィ」機能

個人的に一番びっくりしたのがこの「パリィ」要素。そして結構タイミングがシビア(笑)イメージ的にはFor Honerのパリィシステムに近いと思います。ガード状態のときに、相手の攻撃の方向に合わせて右スティックをタイミング良く倒す。結構受付時間がシビアで、慣れるまではちっとも「パリィ」できませんでした。慣れても、初見の敵は結構難しいかなぁと。それくらい難易度が高めです。パリィだけだったらボタンを押すだけのSEKIROとかの方がずいぶん楽かと思います。

初見の敵は結構難しい

「パリィ」が成功すると相手がひるむので追撃が可能です。急所攻撃とかではなくただ単純に隙が生まれるというだけなので、無理して使った割にはダメージが与えられない・・・なんてこともあるので使いどころの判断は難しいかと。今まで通り相手の攻撃の隙をついて着実にダメージを与えていく方が安定するかもしれません。あ、でもボスによってはパリィをしないとダメージが入らないボスもいたりするので、多少は使えるようになっておかないと後々大変かも。

さいごに:正統進化したSF版ダクソ。前作楽しめたらなら確実に買いです。

正統進化したSF版ダクソ

まだ5時間ほどのプレイ時間ですが、現段階での感想としては「正統進化した」といった印象が強いです。ある意味無難にまとめてきた感じかと。軸となるシステムはほとんど変えずに、ボリュームと細部の作りこみでクォリティを上げてきた印象です。なので、前作楽しめた方なら確実に楽しめるでしょう。

現段階でまだ触れていないので書かなかったのですが、オンライン要素もあるみたいなので、この辺も触り次第レビューしていけたらと思っています。

オーイズミアミュージオ

ちなみに、「Layers of Fear」「Stardew Valley」などの販売を手掛ける「オーイズミアミュージオ」さんが前作同様にパブリッシャーとなっております。なかなかコアなタイトルを輸入してくれるパブリッシャーさんで個人的にいつもチェックしております。最近ではホラーゲーム「A Plague Tale: Innocence」が大ヒットしたりみたいですね。

規模的には小さめな会社さんなので新作の発売頻度は少なめですが、高確率でヒットタイトルが生まれるので、みなさんも是非チェックしてみてください。

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motuni

平成2年生まれの男。元Webディレクター兼デザイナー、現在は文具メーカー広報のサラリーマン。ゲーム好きのサバゲー好き。ゲーム歴はスーファミから。サバゲー歴は約6年。月1で定例会に参加中。このブログでは趣味のゲームをベースに大手情報サイトに無いような情報発信を心がけて記事を更新していきます。

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