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SEKIRO(隻狼)プレイレビュー(後編)このタイトルはゲーム初心者に勧められるか?

前編では「SEKIRO SHADOWS DIE TWICE」の概要をご紹介しました。続けて特徴的な部分をプレイした感想を交えてご紹介したいと思います。思ったことを文字に起こすのって難しいですね・・・もうすこし読む人の立場に合わせて書かないと何を伝えたいのかあやふやになってしまうなと思いつつ。。徐々に矯正できればと思いますので、暖かい目で読んでいただけると幸いでございます。

この記事の概要を以下に。クリックで見出しにジャンプします。

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レベリングで打開するのではなく頭を使って打開する

「ダークソウル」はACTRPG(アクションRPG)でした。打破できない敵がいたとしても、ソウルを消費しHPやスタミナ、筋力など、キャラクターの能力を上げること(レベリング)である意味、無理やり状況を打開することが可能となっておりました。今作SEKIRO(隻狼)ではその要素が非常に薄くなっております。レベリングがなくなり、攻撃力やHPを上げることができるアイテムもその打破できない敵を倒さないと手に入れることができません。強い剣や鎧がドロップするわけでもなく、基本的には刀一本と忍び義手を駆使して戦うこととなり、基本的にプレイヤー自身の技術で切り抜けなければならない仕様となっております。なぜ秒殺されるのか?なぜ攻撃が通らないのか?一見理不尽で攻略不可能な敵に対して頭を使って打開策を練らなければありません。

例えば第1形態のまぼろしお蝶が飛び上がりピアノ線に乗った後の攻撃パターンは、真上からの攻撃「危」ありと無しで2つと、クナイ投げ1回、もしくは2回の計4つ。ピアノ線からピアノ線に移る場合もあるので、行動パターンでいうと5つあります。

私は初めすべて「弾き」「防御」「回避運動」でやりくりしていたのですが、5つパターンをそれぞれに当てはめているとどうも処理が遅れることがあります。第二形態まで安定して立ち回るには極力被弾は避けたいところ。戦闘中何度も繰り返されるため、コンスタントに見切る必要があります。そこで思いついたのが「忍び義手」の手裏剣でジャンプ中のまぼろしお蝶を打ち落とすこと。苦し紛れに放ったらこれでダウンをとることができるのに気付きました(笑)「相手がジャンプしたら手裏剣」で5つあった行動パターンすべてを封殺することができ一気に攻略が容易になりました。(とはいえ第二形態があったりともう一山二山ありましたが、、、)

↑この状態からの彼女の行動は5パターン。発動に合わせて手裏剣を投げればすべて封殺可能。

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↑手裏剣を投げる瞬間。左腕の忍び義手から放たれる。

ステルス要素が追加されたのもその理由の一端かと思います。敵がいたからと言って真っすぐ突っ込んでいったら雑魚敵相手でも瞬殺されてしまいます。地形やギミックをあらかじめ確認し最適な導線で移動、ステルスキルして進むことが前提となる道中となっております。
SEKIRO(隻狼)は打開できない原因を探り、自身(プレイヤーもキャラクターも)の持てるすべてを試してみて策を練る。そんな奥の深いACTゲームとなっております。脳死でプレイしている限りは絶対にクリアすることはできません。

SEKIRO(隻狼)はゲーム初心者に勧められるか?

私はあえて勧めたいと思います。日本発のACTゲームとして、世界のタイトルと比べても断トツの出来かとおもいますので、一度は手に取って触ってもらいたいと。プレイヤーに対する要求レベルの高さと理不尽さでコントローラーを投げたくなってしまうかもしれませんが、実際には多くのユーザーが絶賛するタイトルであることを念頭に「こういうゲームもある」ことを知っていただきたいなと思います。また、私自身が味わった「心地よい疲労感」を味わっていただきたいと。私自身ゲームでこんな成功体験が得られるのかと驚いたくらいです。

↑子供のころの隻狼。背中に刀を2本担いでいるのが気になる、、今後明らかになるのだろうか、、

蛇足ですが、各ゲーム誌や巷の評判を見ても昨年末から今年初めでは日本初のタイトルだとSEKIRO(隻狼)か「BIOHAZARD RE2」くらいじゃないでしょうか?成功したと思われるタイトルは。。不振が続いている日本初タイトルですがこちらは裏切らない出来かと思いますので是非。

個人的には体験版があればいいのにと思っております。コントローラーを投げる要因となる可能性のあるゲームをフルプライスで買うのはハードルが高ので、、無料で触ってみてついていけるかどうか判断できるといいですよね。新規IPは基本すべて体験版を常備しておいた方がいいと思うのですが、体験版を常備しているタイトルは意外にもすくないので、なにか制約でもあるのかな?

さいごに

前編後編通して褒めちぎる内容となってしまいました。。とはいえ感じたこと書いたことは嘘ではありませんので、自信をもっておすすめできるタイトルだと思っております。やはり日本発であるということ。ここも重要ですね。日本のゲーム=海外ゲームの劣化版みたいな印象を持たれる海外ゲーマーも多数いるようなのでなんとか見返してやりたい。こういった形で日本のゲーム業界に良い流れを作ってくれるのはいちユーザーとして非常にうれしいものです。

↑イケメンライバル弦一郎さまで締めくくり。こいつもお蝶並みに苦戦するらしい。。

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motuni

平成2年生まれの男。元Webディレクター兼デザイナー、現在は文具メーカー広報のサラリーマン。ゲーム好きのサバゲー好き。ゲーム歴はスーファミから。サバゲー歴は約6年。月1で定例会に参加中。このブログでは趣味のゲームをベースに大手情報サイトに無いような情報発信を心がけて記事を更新していきます。

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