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Author:motuni
初めてのブログ立ち上げは格安レンタルサーバー「ロリポップ」がおすすめ!
当サイトのレンタルサーバーは「ロリポップ スタンダードプラン」で運営しております。
以前、制作会社でWebディレクターをしていた時も良くお世話になっていたレンタルサーバーです。8年近くWebディレクターやってきましたが、導入実績は数十社ほどですかね。
「ロリポップサーバー」って個人向けなイメージが強いですが、ビジネスユースでも全く問題ございません。
流石にポータルサイトや大規模なデータベースを使ったシステムが絡むサイトは不適当ですが、Wordpressを使ったCMSの導入や、静的なページがメインのサイトであれば全く問題なく使用可能できます。
今回はなぜ「ロリポップサーバー」を推すのか、メリットをまとめてみましたので、これから独自でブログを立ち上げる方などは是非参考にしてみてください。
メリット1:初期費用無料かつ月額料金が格安!
「ロリポップ」といえばこれですね。とにかく安い!
「初期費用無料」については、他のレンタルサーバーも無料のところが多いのでそこまで珍しい話ではないのですが、月額料金がずば抜けて安いです。
サーバー名 | 初期費用 | 月額費用 | 容量 | 転送量 |
---|---|---|---|---|
ロリポップ | 0円 | 500円~ | 120GB | 100GB/日 |
Xサーバー | 3,000円 | 1,100円~ | 200GB | 不明 |
さくら | 1,029円 | 515円~ | 100GB | 80GB/日 |
mixhost | 0円 | 880円~ | 150GB | 2TB/月 |
ConoHa | 0円 | 1,200円~ | 200GB | 3.0TB/月 |
似た価格帯だとさくらインターネットのレンタルサーバーなどがいい線ですが、転送速度や容量の面、初期費用有無などを考慮するとロリポップが最も安いレンタルサーバーと言えます。
メリット2:無料でSSL導入が可能!
SSLについては以前下記の記事でご紹介しました。ご存知ない方はこちらをお読みください。
2019年4月10日掲載:SSL対応は無料の時代。個人ブログも対応済がスタンダードに。
管理画面上で数クリックするだけで自サイトのURLを「http://~」から「https://~」に変えることが可能です。
サイトのSSL対応はSEOにも関連すると言われ、今後はSSL対応されたサイトがデフォルト、当たり前になっていくとされています。Google自身も、サイトの内容に限らずSSL対応はするべきとアナウンスしております。
上の表に書いた「Xサーバー」や「さくらインターネット」のレンタルサーバーでも無料SSL対応可能ですので、そこまで大きなメリットとは言えないかもしれませんが、設定方法はおそらくロリポップが最も簡単だと思います。
ちなみにサイトを構築した後からでも、すぐに対応させることができます!
メリット3:コンテンツキャッシュ機能が無料で利用可能!
コンテンツキャッシュって?と思われる方もいると思うので、簡単に説明を、、
コンテンツキャッシュ(CDN:コンテンツデリバリーネットワーク)について
コンテンツキャッシュとは、一度閲覧したデータを別場所に記録しておき2回目以降の閲覧のスピードを上げる仕組みです。ユーザーがWebサイトを閲覧するとキャッシュという閲覧記録のようなものが作られます。これを保存しておくサーバーをメインサーバーとは別に立てて、2回目以降の手間を極力省く。といったものです。コンテンツキャッシュにより、ページの表示速度向上のほか、同時アクセス時のメインサーバーへの負荷を軽減することが可能です。
「ロリポップサーバー」ではこのコンテンツキャッシュが無料で、しかもスイッチ1つでON、OFF切り替えが可能です!また対象にできるドメイン数も無制限。
初めて知った時は感動しました(笑)コンテンツキャッシュを含むコンテンツデリバリーネットワークという技術は高嶺の花といった印象が強かったのですが、ここまで一般的になっているとは知りませんでした。
ページの表示速度もSSLと同様にSEOに関係するといわれています。こちらも是非対応させておきたい機能ですね。
ロリポップ公式サイト:コンテンツキャッシュ / 機能一覧 / サービス - レンタルサーバーならロリポップ!
メリット4:無料で電話サポート対応付!
サーバー本体とはあまり関係のない箇所ですが、個人的にここが一番すごいと思います。よくこの安さで電話サポートを入れることができるなぁ、、と。格安帯のサーバー会社のサポートはメールだけ、もしくは有料の電話サポートといったものが多いのですが、ロリポップは無料!制作会社勤務の頃はよくお世話になりました。サポート対応いただける方によって対応度はまちまちなのですが、、無いより100倍マシです。「メールサポート24時間365日受け付けてます!」と謳ってるところは多々ありますが、「すぐ返信しますとは言ってない。」みたいな(笑)障害と思われるのに平気で1週間待たされるなんて経験もありました。ちなみにロリポップでは、メールは24時間365日。電話は平日10:00~18:00受付可となっています。
メリット5:格安なのに安定動作!
ロリポップ公式サイトにもありますが、稼働率99.99%とのこと。制作会社時代の8年間、自社で契約しているロリポップサーバーが致命的な障害を起こしたことは一度もありませんでした。稀に緊急メンテなどはありましたが、夜中に対応もしくは、一部機能のみ制限で対応していただいていたので特段障害と感じることはありませんでした。
メリット6:htaccessによるApache制御の癖が少ない
ちょっと技術的な話になってしまいますが、リダイレクトの設定やその他、拡張子まわりの正規化などをhtaccessで調整することがロリポップサーバーでは可能です。このhtaccess、サーバーの仕様によって癖があり、こっちのサーバーではこの書き方、あっちのサーバーではこれはできない。などいろいろと面倒な制約がついて回るのですが、ロリポップサーバーは比較的癖の少ない印象です。
ウィークポイント1:SSD搭載のサーバーなどにくらべるとレスポンスに負ける
ここは巷でも指摘されがちですね。GoogleのPage speed insightにかけると解るのですが、応答速度が遅めです。
ページの表示スピードが遅くて結局Xサーバーに乗り換えた。なんて話も聞きますが、正直応答速度の改善よりも、お金をかけずにできるスピードアップの策はいくらでもあります。
同時アクセスによる負荷はこちら側では対処できないので、捌けない量のアクセスが来たら乗り換えを視野にいれればよいと思います。
ウィークポイント2:自動バックアップ機能が有料
ロリポップサーバーでは自動バックアップ機能が有料オプションとなっています。他社を見てみると結構無料バックアップを持つサーバーがありますね。Xサーバーとか。ここはウィークポイントとなってしまいます。
個人的にはWordpressのデータのバックアップだけとれれば問題ないので、Wordporessの無料のバックアッププラグインを導入しています。おそらくWPでの運営であれば、無料プラグインで事足りると思いますので、そこまで憂慮する必要はないかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は6つのメリットと2つウィークポイントを上げさせていただきましたが、やはり1番のメリットは「安さ」これにつきます。
安けりゃいいってもんじゃないでしょ!っていう声が聞こえてくるかもしれませんが、個人ブログレベルであれば十二分な機能、性能です。
個人で始めるブログなんて軌道に乗せるまでがいばらの道なんですから、、挫折する可能性だって大いにあります。であれば、初期コストはできるだけ抑えるのが吉かと。高くて高スペックなサーバーを借りて背水の陣で挑むというなら良いですが、、