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【インディーズゲーム】HAND OF FATE2 レビュー・評価。カードとサイコロで綴ぐ高難度アクション

6月にフリープレイできていたHAND OF FATE2のレビューです。

最近はもっぱらSEKIROをエンディングコンプをせんと忍殺に励んでいたのですが長時間やり続けていると心も体もだんだんと修羅へ、、
気分転換にと、フリープレイできていた本作をプレイしてみたのですが、なんと思わぬこちらも高難度アクション!
思わぬ歯ごたえにびっくりしました。他のゲームにはないシステムによる新鮮味と合わさり、SEKIROの箸休めのつもりががっつりプレイしてしまいました。

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そんなインディーズゲーム、HAND OF FATE2をレビューしていきます。

HAND OF FATE2 概要

ゲーム名HAND OF FATE2(ハンドオブフェイト2)
ジャンルボードゲーム / アクション
価格3,090円(19年6月PS PLUSフリプ)
リリース日2017年11月7日
販売元Defiant Development
制作会社Defiant Development
プラットフォームPlayStation4 / Xbox One / Nintendo Switch / Steam
ダウンロード先

HAND OF FATE2はカードとサイコロでストーリーを進める

主人公は謎のディーラーの復讐を手伝うべく伝説のボードゲームをプレイすることになります。このボードゲームがこのゲームのシステムの軸となります。

作中ではあまりストーリーの根幹に関わる話が出てこないのですが、どうやら謎のディーラーは前作(HAND OF FATE)の主人公に復讐しようとしているようです。
前作は未プレイなので詳細はわからないですが、前作の主人公は最終的に世界を支配し100年もの間魔法を追放した様子。

怒った今作のディーラー↑が自分の力を取り戻すために弟子?にあたる今作の主人公に伝説のボードゲームをプレイさせる。といった背景があるようです。
(一部公式サイト参照)

場に伏せられたカードでその日の行動が決まる

↑金色のコマが自分です。隣り合うカードを選ぶことができます。選ぶまで何が起きるかは分かりません。
(後述しますが、伏せられるカードの内容は一部自分で組むことができるのである程度は予測可能)

多種多様なイベントが起こります。物乞いに擦り寄られたり、急に喧嘩を売られたり、人助けをしたり。。なかなか理不尽なものもあります。

↑基本ステータスはHPと食料と金貨(途中から+名声)です。コマを一コマ移動させると食料が減り、HP同様無くなるとゲームオーバーです。イベントで貰えたり、金貨を消費して買えたりします。

イベントの行方はサイコロもしくはクジで決まる。

例えば、「道端に倒れた女性と馬車が〜」とよくありそうなイベントを引き当てたとします。よくあるのは会話の選択肢によって結末が異なるアドベンチャー形式のものですが、このゲームは選択肢以外にサイコロを振る、もしくは4枚のカードから1枚引き、その内容によって結末が異なります。

↑サイコロ画面。3つのサイコロを振り、合計が目標数値に達せればクリア。クリアした場合ベントの結末は概ねプラスに働く結果となります。

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運命のカードは4枚の中から1枚引くことが出来ます。基本は「成功」「失敗」の2つですが、まれに「大成功」「大失敗」といったカードが含まれる場合があります。4枚中3枚「成功」だったり、はたまたその逆もあります。

シンプルながらもやりごたえ抜群のアクションパート

「酒場で盗賊たちが〜」とこれまたよくある感じですが、こういったカードを引くと戦闘に移ります。

小さめのステージに複数敵とプレーヤー、場合によっては仲間もいます。見下ろし型のノーロックアクションです。

□ボタンで通常攻撃、○で強攻撃、☓で回避、△でダッジとシンプルな基本操作。R2で必殺技も打てます。

☓回避と△のダッジを駆使しつつ戦う感じはどことなくSEKIROに似ているような、、ダッジは受付のタイミングで敵が緑に光ります↑。SEKIROの「危」攻撃みたいな感じです。受付時間は短めですが攻撃中でも割り込んで入力できるので、焦らず△ボタンで返していくようにしましょう。

全体的に動きとスピードがリアルに近いので、ややもっさりした印象を受けますが、リアル派の私は好きです笑。ノーロックかつ見下ろし型なので常に多方面に注意しつつの戦闘となり、思ったよりも忙しいアクションパートとなります。

また、ここで受けたダメージは次のターン以降もそのままなので被弾もなるべく避けなければいけないという、結構シビアな内容になっています。

章毎にデッキを構築。自分好みのボードゲームに

章立てになっていて、章の最後にボス戦があります。これをクリアすると報酬として、カードが貰えます。装備品のカードだったり、イベント発生のカードだったり、数枚貰えるのですが達成条件によって異なるようです。

ちょっと文字だけだと説明しにくいのですが、人生ゲームのイベントマスの内容を自分で決めることができる。といったら伝わりますかね。。決められるけどその発動タイミングは運次第。といった感じ。

また、新しく取得したカードは一度どこかの章内で使用しないと詳細なイベント内容はわかりません。何が起こるか引き当てるまでわかりませんが、とりあえず新しく手に入れたカードはどんどん使ってみたほうがいいと思います。場合によっては救いようのないカードもありますが、反対にいいことしかないイベントカードもあります。なるべく自分にプラスになるイベントカードを揃えつつ進めていきましょう。

HAND OF FATE2の良い所、イマイチなところ

良い所

  • ボードゲームでストーリーを進めるという斬新なシステム
  • イベントの内容を自分で決めることができたようなアドベンチャーを体験できる
  • シンプルながらも回避やダッジの駆け引きが楽しい本格的なアクションパート
  • インディーズと思えないほどきれいなグラフィックと作りこまれた世界観

イマイチな所

  • そもそもなぜボードゲームをしているのか、などがちょっと説明不足(前作経験のない私だけ?)
  • チュートリアルが結構ざっくり。この表示なに表してるのか、なんのアイコンなのか、よくわからないでプレイする時間が長かった印象
  • 稀に誤字誤訳あり。(ほぼ気になりませんが。)

いかがでしたでしょうか?いまならPS PLUS加入特典でなんと無料です。ジャケットとかちょっととっつきずらい雰囲気が漂っていますが、、ゲームとしては非常に面白いので是非プレイしてみてください。
とりあえずライブラリーへの登録だけでもしておいた方が吉かと。ちなみにDLCも複数用意されているようです。私はフリプにくるまで存在をしらなかったのですが、ファンは沢山いるようですね。今後も合間を見て進めていきたいと思います。

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motuni

平成2年生まれの男。元Webディレクター兼デザイナー、現在は文具メーカー広報のサラリーマン。ゲーム好きのサバゲー好き。ゲーム歴はスーファミから。サバゲー歴は約6年。月1で定例会に参加中。このブログでは趣味のゲームをベースに大手情報サイトに無いような情報発信を心がけて記事を更新していきます。

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