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Kingdom Come: Deliverance (キングダムカム:デリバランス) レビュー・評価 これぞ大人のRPG。リアルな中世ボヘミアを堪能せよ!
Kingdom Come: Deliverance (キングダムカム:デリバランス) レビュー・評価 これぞ大人のRPG。リアルな中世ボヘミアを堪能せよ!
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Kingdom Come: Deliverance (キングダムカム:デリバランス) レビュー・評価 これぞ大人のRPG。リアルな中世ボヘミアを堪能せよ!

待ちに待った日本語版キングダムカム!ずっとプレイしたかった一本だったのですが、当初英語版のみとなっており長い間見送っていました。。が、2019年7月18日に晴れて日本語版がPC&CSで発売!早速プレイしてみましたので、どんなゲームなのか、どんな人におすすめなのかを中心にレビューしていきたいと思います!

予想通りではあるのですが、いろいろと濃いゲームです!会社休んでプレイしていますがなかなか進まない(笑)まだまだ序盤ですが、どんなゲームなのかは伝えられると思うので、ファーストインプレッションとしてまとめていければと思います!

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Kingdom Come: Deliverance (キングダムカム:デリバランス) 概要

ゲーム名Kingdom Come: Deliverance(キングダムカム:デリバランス)
ジャンルアクションRPG / オープンワールド
価格7,948円
リリース日2018年7月18日(PS4)
販売元Deep Silver
制作会社Warhorse Studios
プラットフォームSteam / PS4
ダウンロード先

冴えない主人公を操り、「リアル」にこだわった中世ボヘミアで成り上がれ!

冴えない主人公を操り、「リアル」にこだわった中世ボヘミアで成り上がれ!

本作Kingdom Come: Deliverance (キングダムカム:デリバランス)は、ファンタジー要素ゼロのリアルな中世ボヘミアを舞台に、戦争に巻き込まれどん底に突き落とされた主人公が、親の仇を打つべく貴族社会の荒波の中をもがいていく物語となっています。

ゲームカテゴリー的には「オープンワールドアクションRPG」です。しかし、リアルさだけをみると「中世ローマ帝国シミュレーター」ともいえるかもしれません(笑)個人的にはウィッチャー3とスカイリムを足して、魔法とドラゴンとモンスターを引いたのがこのゲーム。といったイメージ。

王と相まみえる強大な敵を仇とし、こつこつと成り上がっていく様子をロールプレイしていく本作。

ただの鍛冶屋の息子ヘンリーが、王と相まみえる強大な敵を仇とし、こつこつと成り上がっていく様子をロールプレイしていく本作。主人公の素質を感じ取り家臣としてくれる上流階級の領主や、ヘンリーの勇敢さと誠実さに惚れて階級の差をいとわず近寄ってくる貴婦人など、会話や行動でプレイヤーが選んだ行動がリアルタイムにストーリーに影響してくるので、すごく感情移入しやすいゲームです。

「なーんか冴えない主人公だなぁ、、」

正直、はじめは「なーんか冴えない主人公だなぁ、、」と思いました。言うてもゲームなのである程度は夢を見たいところです。こんなんが主人公かよ。って思った方多いと思うんですよね。似たゲームにウィッチャー3が挙げられることが多いですが(魔法と魑魅魍魎を除いたウィッチャー3なんて言われる本作)あれは男も惚れるリビアのゲラルトですから、それに比べると、、って感じです。

導入部分の故郷での一節ですが、これがまだ濃い!

と、ぶつぶつ言いながら始めた導入部分の故郷での一節ですが、これがまだ濃い!ここで完全に引き込まれます。あぁ、こりゃぁいっちょやってやらんと気が済まねぇわって気持ちにしてくれる導入部分です(笑)むしろここでノッてこなかった人は後が続かない気がします。その理由は次項で。

「リアル」にこだわった故のプレイしにくさをどう捉えるか?

「リアルさ」にこだわった本作。

「リアルさ」にこだわった本作。「リアル」を体験できることに重きを置いたゲームは数多くありますが、所詮ゲーム・趣向品なのでストレスフルな作品は好まれません。そしてこのKingdom Come: Deliverance (キングダムカム:デリバランス)はそのストレスフルかどうかの境目をぎりぎりのラインで仕上げてきた印象です。ストレスに感じるかどうかは個人差があるので、ある程度は人に寄るかと思いますが、私個人は結構ぎりぎりだな。といった感想でした。

「リアル故のもどかしさ」

このゲームにおける「リアル故のもどかしさ」が最もにじみ出てくるのが戦闘時。戦闘システムを細かく説明しているとそれだけで1記事書けちゃうくらい複雑な仕様となっています。「リアルさ」にこだわったゲームでは、重いロングソードや盾&ショートソードを両手に持っての戦闘でコロコロとローリングできたりするわけないのです。

プレイヤーが入力してから剣を振り始めるまでもしっかりラグがあります。ちゃんと振りかぶらなきゃいけませんからね。一般的なアクションゲームに慣れている人はもどかしくてしょうがないと思います。早く振って!と連打しちゃう人多いんじゃないかなぁ。。

「リアルさ」に全振りしていきています

とまぁ、ゲームの要である戦闘も臆することなく「リアルさ」に全振りしていきています。故にプレイにしくさはぬぐえません。これを楽しめるか否かでこのゲームの評価は大きく二分されるかと思います。

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あぁ、さすが「リアル」にこだわっているだけあるなぁ。と感じたポイント

手、足、胴体に損傷ゲージがあり、1.5mくらいの段差でも怪我したりする。そして簡単に治せない。。

手、足、胴体に損傷ゲージがあり、1.5mくらいの段差でも怪我したりする。そして簡単に治せない。。

部位破壊要素ですね。損傷し始めるとHPゲージの横に出てきます。戦闘で殴られてゲージが貯まるのはわかりますが、段差を落ちるだけ(ゲーム的には低い段差)でも貯まったり、最悪出血状態になったりするのはさすがリアルにこだわってるなぁと。。ちょ、えぇ!これで!?感は否めませんが(笑)

盗品を売るには「それが盗品だとわからない遠方の商人」に売る。もしくは時間が経ち忘れたころに売る必要がある。

盗品を売るには「それが盗品だとわからない遠方の商人」に売る。もしくは時間が経ち忘れたころに売る必要がある。

盗んだ地域と同じ地域にいる商人に売ろうとすると「これ盗品でしょ!」と言われ憲兵を呼ばれるもしくは買取金額を下げられてしまいます。そうならないためには、その品のことをしらない遠方の商人に売りつけてしまえばよいというもの。そんな融通利いちゃうのとびっくりしました。また、時間経過で盗まれたという記憶が薄れる仕様もリアルです。

話術で金額交渉する際は、返り血を浴びている状態だと威圧できる可能性UP

話術で金額交渉する際は、返り血を浴びている状態だと威圧できる可能性UP

これは本作が初なのではないでしょうか。服や武器に汚れ具合や返り血の浴び具合などがスタックされます。返り血を浴びた状態で威圧系の話術を行うと成功率がUPしたり、逆に女性に言い寄る場面で服が汚れていたりすると成功率が下がったりします。体を長時間洗わないと匂いを発するためステルス効果が落ちたりと、他のリアル系RPGでは見ないステータスが多く存在します。

戦闘中は一切回復できない

戦闘中は一切回復できない

「あ、死にそう、ポチ(回復ボタン)」ができません。そりゃそうですよね。現実で戦闘中にいきなり回復し始めたら格好の的です。逃げるか乗り切るかしないと回復ができないので、なかなかシビアの戦闘になっています。

さいごに:Kingdom Come: Deliverance (キングダムカム:デリバランス) はこんな人におすすめ

こんな人におすすめ

魅力的なストーリー超綺麗なグラフィック文句なしのA級タイトルですが、万人受けるタイプのものではありません。これははっきりと言えます。上で書いた通り「リアル」を突き詰めているため、プレイしにくさや、助長だと思われるクエストもあったりします。これらを受け入れるゆとりのある方におすすめしたいですね。1週目から攻略サイトをバリバリ見て進めていくタイプの人には合わないかな、、中世の雰囲気が好きな方、魔法やモンスターに食傷気味の方、感情移入しまくって王道ロールプレイを楽しみたい方にはおすすめです。

「大人のRPG」

記事のタイトルにも書きましたがこれぞ「大人のRPG」って感じです。これでも楽しめている自分をみて、あぁ年取ったんだなぁと感じました(笑)昔の自分では到底プレイできません。本物の地図っぽくしたゆえに見ずらい地図や、「11:00~19:00」に来いとわれて11:10に行ったら、対象NPCがおらず、結局来たのは13:00。。まぁ嘘ではないけどさぁ。と思いつつも「なんか人間臭いというか現実味あるなぁ」と感じちゃう自分がいました。

オールクリアにはまだまだ時間がかかると思いますが、こつこつ進めていきたいと思います。道中で躓きそうな点や共有したい内容があれば、攻略記事として追加発信していく予定です!

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motuni

平成2年生まれの男。元Webディレクター兼デザイナー、現在は文具メーカー広報のサラリーマン。ゲーム好きのサバゲー好き。ゲーム歴はスーファミから。サバゲー歴は約6年。月1で定例会に参加中。このブログでは趣味のゲームをベースに大手情報サイトに無いような情報発信を心がけて記事を更新していきます。

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