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【インディーズゲーム】Aegis Defenders レビュー 飽きない忙しさでハマる。横スクロール型タワーディフェンス

久しぶりのゲームレビューです! タイトルは「Aegis Defenders」(イージスディフェンダー)。2019年8月に来たPS Plusのフリープレイタイトルです。 2018年2月にリリースされ、PS4の他、Steam、Switchで配信されているタイトルです。私はPS4でプレイしました。(PS Plusのフリプで初めて知ったので)

タワーディフェンスゲームは久しぶりですね。PS4のタイトルで似たジャンルだと「X-Morph: Defense」にはまりましたねぇ。STGとタワーディフェンスが融合した良作かつ高難易度でやりごたえのあるタイトルでした。タワーディフェンス好きならこちらもチェックしてみてください。

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横スクロールACTパートとタワーディフェンスパートで2度おいしいタイトル

横スクロールACTパートとタワーディフェンスパートで2度おいしいタイトル

ルインハンター(遺跡探索者)を生業としている親子が主人公です。身のこなしが軽い狩人のような女性が娘の「クルウ」。鍛冶職人のような風貌で「クルウ」におじいちゃんと呼ばれる「バート」。この親子が古代の機械兵器「イージス」を探す旅路がメインストーリーの軸となっています。

ゲームの進行はステージ式

ゲームの進行はステージ式をとっており、1つ進めるごとにストーリーが明らかになっています。そして各ステージで「横スクロールACTパート」「タワーディフェンスパート」が存在します。このパートはシームレスになっており、いわゆる横スクロールゲームのボス戦にあたるタイミングでタワーディフェンスを行うようなイメージです。

タワーディフェンスのタワー(遺跡)を探すまでの道中が「横スクロールACTパート」

タワーディフェンスのタワー(遺跡)を探すまでの道中が「横スクロールACTパート」

まずはタワーをディフェンスするためのタワーを発見しなければなりません。このパートが「横スクロールACTパート」にあたります。ソロプレイの場合は二人のキャラクターをリアルタイムに操作していく必要があります。ボタンを同時に押さないと開かない扉や、「クルウ」しか行けない場所のものを取ったり、敵の特性をうまく使って道を作ったりと、パズル要素が多い道中となっています。戦闘要素はおまけ程度で敵もそれほど強くありません。

見つけた遺跡を破壊されないように防衛「タワーディフェンスパート」

見つけた遺跡を破壊されないように防衛「タワーディフェンスパート」

「横スクロールACTパート」の終着点に「遺跡」があります。ここに到達すると「タワーディフェンスパート」が始まります。操作方法は変わりませんが、タワーめがけて湧いてくる敵をタレットやトラップなどを用いて効率的に排除していくパートとなります。

タワーディフェンスにおけるこのゲームの特徴は大きく分けて2つ。
1つ目は敵と武器の組み合わせにより与ダメが大きく変わるといった点。
2つ目は同時に2人のキャラクターをうまく操作しなければいけない点です。

赤・黄・青と色に合わせた武器を使うことで迅速に排除が可能

赤・黄・青と色に合わせた武器を使うことで迅速に排除が可能

赤色の敵には赤の武器を黄色の敵には黄色の武器をと、敵の色に合わせて武器やキャラクターを切り替えて攻撃することで効率的に敵を倒すことが出来ます。

このシステムによって他のタワーディフェンスに比べて「忙しさ」が増しているように感じました。序盤は問題ありませんが、だんだんと敵が増えてくる中盤以降はしっかりと色を合わせていかないと到底防衛しきれません。

「クルウ」は青と赤の武器しか持たない

「クルウ」は青と赤の武器しか持たないので、黄色の敵が湧いてくる場合は「バート」に素早く切り替えたりと大忙し。しかし、上手くタレットやトラップを配置することでこの忙しさを軽減させることもできるので、そこの解明がこのゲームの面白さ・達成感の一つなのではないかと感じました。

複数のキャラクターをリアルタイムに操作

この親子の特性をざっくり分けると。攻撃力が高い「クルウ」タレットや設置物の修理が出来て、素材の回収スピードが速い「バート」という分け方になります。プレイヤーによると思いますが序盤は基本「クルウ」を操作しつつ、必要な場所に「バート」を移動させ、タレットの修理や素材回収をしてもらう感じでプレイしています。また、ストーリーを進めていくとこの親子以外にもプレイアブルキャラクターが増えていきます。まだ最後までいっていないので正確にはわかりませんが、トレーラームービーなどを見ている感じだと最大4人を同時操作する感じになると思われます。

また、上で説明したように、キャラクターによって得意な敵、不向きな敵がいます。そういった場合は「バート」で攻撃して「クルウ」を補助に使ったりと、場面によって臨機応変な対応を迫られます。タワーディフェンスってフェーズ開始前に用意周到に準備して後は待つ。といった感じのゲームが多いですが、このゲームはウェーブ開始からが大忙しです。そう考えるとタワーディフェンス要素は薄く、アクション性に少し偏っているといえるかもしれません。

ステージ間では「キャンプ」で事前準備ができる。集めたお金で武器強化も

ステージ間では「キャンプ」で事前準備ができる。集めたお金で武器強化も

道中で手に入るお金を使って武器の強化や新しい武器のアンロックなどが出来ます。武器の以外にタレットやトラップなども同様に強化とアンロックが出来るようになっており、レベリング要素を多少ながら用意されております。タワーディフェンスゲームには珍しく、行き詰った場合はレベリングしてから再挑戦できる仕様になってます。

設置物の強化

↑「バート」に話しかけることで設置物の強化が可能。ちゃんと手は洗えよ!

セーブ

↑「コボ」に話しかけることでセーブできます。

武器のアンロックやレベルアップ

↑セクシーな武器やのお姉さん。ここで武器のアンロックやレベルアップが可能。

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かわいらしいドット絵。個性豊かなキャラクターが続々と登場し飽きないストーリー

はじめは親子だけですが、ステージを進めるごとに何かが起きて、誰かが増えてます(笑)しかも個性豊かな面々なので、見ていて飽きないですね。先が気になるストーリー展開と飽きないキャラクター性はプレイ欲を刺激するので非常に好感を持てました。

赤ちゃんロボット「コボ」

↑かわいい見た目に反して機械的な反応しかしない赤ちゃんロボット「コボ」このキャラクターに出会うことによって古代兵器「イージス」にまつわる動乱に巻き込まれていく親子。

モンクの「カイム」

↑イケメン僧。いわゆるモンクの「カイム」このキャラクターは3人目のプレイアブルキャラクター。

ステージ間に流れるアニメ調の「語り」世界観に入り込ませてくれる良いスパイスだと思います。ストーリーの内容自体は結構シンプルとうか悪く言うとありきたりな感じではありますが、それを語る面々が濃いため予想と何か違う流れの話になるのではないかと期待感を持たせてくれます。

まとめ。Aegis Defendersの良いところ、微妙なところ

Aegis Defendersの良いところ

  • 複数キャラのリアルタイム操作や色による組み合わせを取り入れた、新しいタワーディフェンスを体験できる
  • パズル要素の強い「横スクロールアクションパート」が良いスパイス。
  • 魅力的なキャラクターとストーリー展開でプレイ欲が掻き立てられる

Aegis Defendersの微妙なところ

  • 「横スクロールアクションパート」が純粋にタワーディフェンスゲームしたい人にとって煩わしく感じる可能性あり
  • 若干翻訳が怪しい箇所がある。

いかがでしたでしょうか?新しい試みが随所に見られるタワーディフェンスゲーム「Aegis Defenders」についてまとめてみました。はじめはきれいなドット絵にひかれてプレイし始めたのですが、ドット絵以外にも、濃いキャラクターや程よい忙しさ感のタワーディフェンスパート、引き込まれるストーリー展開にすっかりはまって1日使って一気にプレイしてしまいました。

全体の難易度的には比較的高いと思います。まぁインディーズゲームは大概高難易度な設計がされているので、想定の範囲内ですが、3ステージ目くらいから一気に難しくなるのでその辺は心しておいた方が良いかもしれません。何度がトライ&エラーを繰り返してクリアしていくゲームです。

Aegis Defenders(イージスディフェンダー)概要

ゲーム名Aegis Defenders(イージスディフェンダー)
ジャンルタワーディフェンスRTS / 横スクロールACT
価格2,200円(税抜)2019年8月のPS Plusフリープレイ
リリース日2019年2月8日
販売元Humble Bundle
制作会社GUTS Department
プラットフォームPS4 / Steam / Switch
公式サイト

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motuni

平成2年生まれの男。元Webディレクター兼デザイナー、現在は文具メーカー広報のサラリーマン。ゲーム好きのサバゲー好き。ゲーム歴はスーファミから。サバゲー歴は約6年。月1で定例会に参加中。このブログでは趣味のゲームをベースに大手情報サイトに無いような情報発信を心がけて記事を更新していきます。

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